「オレの欲しい答えをちょうだい?」


甘えるような
聡の瞳に


低く魅惑的な
聡の声に


背中を押されて。





“好き”


そう言おうとしたとき。




プルプルプル・・・。


あたしのケータイが、鳴り響いた。