「もう、オレが恋しくなったわけ?」


「は・・はぁ?」


ばっかじゃない?


そう言おうとした口は、聡の親指でふさがれ、


「お姉ちゃん。
けっこうエロいんだ?」


聡は超美形の、
隙のないカッコいい顔に、
男の色気を炸裂させ、


「それじゃあ。
ご期待に応えないとね?」


資料室と書かれた部屋に、
あたしを連れこんだ。