「へ?」


何で同じクラスの榊原くんの超アップが?


朝から?


目の前に?


あるの?



頭で答えを出すより早く、
あたしの手が動く。



「嫌ー!!
変態っ!!!」



そう言って、
あたしは手の平を
聡の顔に押し当てた。