【詩】心の中の宝箱



好きなブランドの服?

高価なアクセサリー?

それとも

なかなか手に入らない
芸能人のレアグッズ?


きっと

どれも大事



だけど

ほんとに

ほんとに―――

大切なモノって

すぐそばに

あるものだと思うんだ





――そう


それはたぶん

みんなが


“普通”


とよんでいるもの



“普通”は

案外普通じゃなくて


“特別なこと”

だと思うんだ――





心の中の宝箱が

光を放つのは


身近なモノや人

思い出

普通とよばれるモノたち


それこそが――

あたたかい光を

放ってるからなんだ






“幸せ”も同じ


幸せに決まった形なんてないの



光り輝く大切なモノたちが

年を重ねるにつれ

きっと増えていく



その分

捨てなきゃならないモノ

失うモノも

あるかもしれない



でも

それでも

大切なモノたちが

増えていくことは


とても素敵で


“幸せ”なことだと思う――





そうやって

心の中の宝箱が

さまざまな光たちで

いっぱいになっていくんだ



捨てなきゃならなかったモノや

失ってしまったモノも


宝箱の中で

きっと光になって輝いてる



だから

大切なモノが増えることを

おそれないで


心の中の宝箱が

光で

いっぱいになるのは

幸せなことだから



私もいつか

心の中の宝箱を

光で溢れるくらい

いっぱいにしたいな――





〜あとがき〜

読んでくださった皆様、こんな駄作に最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

私にとって野いちごで書く初の詩でした。
『大切なモノとは何か?幸せとは何なのか?』というテーマのもと、思うままに書いてみました。

読んでくださった皆様にとって少しでも、改めて幸せについて考えるきっかけや、心があたたまるような詩になれていたら嬉しいです。

そして同時に、ファン様、読者様、私を支えてくれている大切な人たちに感謝の気持ちを伝えたいです。

皆様本当にありがとうございます。
まだまだ未熟なSalalaでありますが、今後ともよろしくお願いします。

2010.12.20



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