「シンデレラ、僕だけの姫になって下さい。」

真剣な顔の蓮兎

完璧に王子様になってる…

「あ…」

ドキッ

あまりにもかっこよすぎる蓮兎…

もう王子様にしか見えないよ…

恥ずかしくて王子様の顔を直視できない…


そして蓮兎の演技は続く

「シンデレラ、キミを必ず幸せにします。」


ギュッ…


王子様は私を強く抱きしめた。

そして囁くように…

「シンデレラ、好きだ…っ。もう離さない…。」

ドキドキドキドキ…

「…王子様。」

だめだ…

蓮兎、かっこよすぎるよ…


そして王子様はゆっくりと離れる…

「シンデレラ…」

王子様はそう囁くと少しずつ唇と唇の距離が縮まってくる…