「百瀬 美羽(モモセ ミウ)です。よろしくお願いします。」

そう自己紹介したのは転校生の百瀬さん

「かわいい…。」

百瀬さん超かわいいんですけどっ!

しかもスタイルいい…


「じゃあ百瀬、お前の席なんだけど…」

「私、あの方の隣がいいです。」

先生の話を遮って百瀬さんの視線の先にはなんと蓮兎が…

「あ…。東條の隣か、わかったそこでいい。」

ちょっと先生、蓮兎の隣だなんて…

蓮兎の隣に座る百瀬さん

「よろしくね、東條くん。」

微笑んで言った百瀬さん

「あぁ…。よろしくな。」

蓮兎はあんまり顔を合わせようとしてるけれど不安だよ…


「あの子、絶対蓮兎くんの事狙ってるよね。」

隣の茉巳が私に小さな声で言った。

「う、うん…。」

「でも大丈夫だよっ。蓮兎くんだって興味ないみたいだし、愛瑠もかわいいもんっ!」

フォローしてくれる茉巳だけど、やっぱり心配だよ…。