『…あぁ、あった、あった。はいっ。蓮兎くんのでいいのよね?』

引き出しから出すお母さん

『お母さん、ありがとうっ。』

『愛瑠が蓮兎くんの事好きだなんて…。』

涙目のお母さん

『…ダメ…?』

『そんな事ないわよっ!誰を選ぼうともお母さん嬉しいわよっ!!結婚式はいつにしようかしら~♪』

『お母さんっ!まだ結婚だなんて…。』

かぁ~。

顔が真っ赤になっていく私

タキシード姿の蓮兎、絶対カッコイイよ…。


『愛瑠、顔真っ赤。』

隆哉に言われる私

『だって~っ。』