そして


コンコン


「は~い。」

「愛瑠~っ。どうしたの?」

琢真が部屋に入って来た。

そしてその後ろから隆哉と杞憂が入って来た。

とりあえず座ってもらう。



しばらく続く沈黙。

そして

「…あ、あのね、三人に大事な話があるのっ。聞いてもらっていい…?」

みんなを見る私

「もちろん。」

隆哉が答えてくれてあとの二人も頷いてくれた。

ふぅ~。

深呼吸をする。

「…あのね、私、蓮兎が好きなんだ…。」

実際言葉に出してみると凄い恥ずかしくて下を向いてしまった。

顔が熱くなってくる…。