「前から気になってたんだけどさ～、基本的に蓮兎くんばっかり見てるよね。しかも蓮兎くんと話してる愛瑠、凄い楽しそうだもんっ。」
「え…っと。」
顔が赤くなってくる。
「やっぱり？いつから？？」
興味津々に聞いてくる茉巳
「…多分、中学の時からだと思う。」
「多分？」
「…だって、好きって気づいたの最近だもんっ。」
「ふ～ん♪頑張ってね、愛瑠っ♪でも両想いかぁ～。羨ましい♪」
「えっ！？」
「だって、蓮兎くんたちって愛瑠の事好きだから、許婚になってるんでしょ？」
「あっ…。そっか。」
「だから早く愛瑠の気持ち伝えた方がいいんじゃない？」
気持ちを伝える、か…
