次の日 「おはよー。」 「おはようっ。」 いつも通り五人で学校に向かう私たち 「愛瑠、今日の帰り蓮兎と帰るけど大丈夫?」 隆哉が心配そうに言った。 「え!?」 「だってさ、昨日、蓮兎に泣かされちゃったじゃん。だから気になって…。」 「な…っ。今日も愛瑠を泣かすとでも思ってんのかよっ。」 「そうだけど?」 「隆哉、てめ~っ。」 蓮兎と隆哉が喧嘩してる~っ。 「隆哉っ。大丈夫だよ!」