「ただいま~っ!」

ふぅ~

疲れたぁ~

「おかえりっ。」

あっ。

またみんないる。


「愛瑠~っ!おかえりっ!って大丈夫?」

心配そうな琢真


「少し休んだ方がいいんじゃない?」

優しい隆哉


「だ、大丈夫っ。ちょっと疲れただけだから。」

「なんでそんな疲れてんだよ。」

蓮兎が聞いてくる。


「ちょっとな…。」

杞憂が私の代わりに説得してくれてる。


私、数学がすっごく苦手なのっ。

杞憂に宿題を教えてもらってたんだけどなかなか出来なくて…。

結局、一時間もかけてしまいました…。

トホホ…。


「杞憂、ごめんね…。」

「俺は別に大丈夫だけど、愛瑠は大丈夫なのか?」

「うん…。ちょっと休めば大丈夫。」

「ったく、何が大丈夫だよっ。」

蓮兎が近づいてくる。

そして