「明日のオーディション楽しみね。私、本気でいくから。」
「は、はい…。」
『はい。』しか言えない私
だって百瀬さん、笑顔だけど、目が笑ってないんだもん。
怖いよ…。
「それでね。篠崎さんにいい事教えてあげる。」
なんだろう、いい事って…
「え~っとね…」
耳打ちする百瀬さん
「え…。」
「そういう訳でまずは蓮兎くんの唇からもらうからっ。じゃあね。」
スタスタと歩き出す百瀬さん
そ、そんな…。
明日のオーディションにキスシーンがあるなんて…
蓮兎と百瀬さんとのキスシーンなんて見たくないよ…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…