それから俺は仕事を見つけてきた。



侠ちゃんは自分の焼肉屋で働いてもいいと言ってくれたけど、飲食店は嫌だったから断った。



だって飲食店だと、土日に関係なく仕事だし、夜も遅い。



すると、玲美やツバサとの時間が減るから嫌だった。



俺は普通のサラリーマンになった。



侠ちゃんやみんなはサラリーマンなんて似合わないって笑ってた。