俺は運転しながら、片手を伸ばして玲美の手を握りしめた。



もう絶対にこの手を離さないよ。



何があっても。



玲美を傷つけたりもしないよ。



これからは、玲美とツバサを守っていくんだ。



絶対にふたりを俺のそばで幸せにしてみせる。