「ここって・・・。」

着いた先は公園だった

「この公園でよくみんなで遊んだだろ?なんかあったらここに来るのが1番だよ。何があったのは知んないけどさ。」


ここに来ると落ち着く
小さい頃のあの事を思い出す


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「私・・・お母さんとケンカしちゃった・・・。」

クズクズ泣く私に雅也と大喜はずっと一緒にいてくれた

「大丈夫だから。なぁ?泣くな?」

いつもおちゃらけてる雅也が優しい声で言う

その隣で大喜は黙って傍にいてくれていた

「もう仲直りして来いよ?」

「ぅん、大丈夫だよ。俺らはお前の味方だから!!!頑張れ!!」

そんな単純な二人の言葉に元気づけられ、謝りに行く事が出来たんだ


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