=-=-新side-=-=
やっば。寝坊しちゃったよ…
間に合わなかったら流、怒るだろうな
iPodの音量を
これでもかというくらい上げ
頭の中を音楽でいっぱいにしながら
電車を待った
よっしゃ、ラッキー
今日空いてんじゃん!!
なんて気楽に考えながら電車に乗る
周りに音漏れしてたって
俺は知ったこっちゃないぜ
これが俺の中の変なプライド
何処に座るか考えながら
電車内を少し歩き、比較的人の少ない所に座る
着くまで寝るか
そう思い、下を向き目を閉じると
『○○だ!!』
と自分が聞いている曲名が聞こえた
ん…？
そう思い、顔を上げる
そこには顔を真っ赤にしながら
自分の言ったことを恥じうつむく女の子がいた。
変なやつ笑
とりあえず話かけてみるか
｢クスッ。この曲知ってるの？｣
思わず笑いが漏れてしまったが
まあいいや
