周りの人はあたしを哀れむような目で見ている


情けない…情けなさすぎる!!



あ、あれっ??




―いない



ん?



いつの間にかあいつがいなくなっていた



ま、いっか…

別にど―でもいいし



違うミルクティーを買うしかないか…

そう諦めてペットボトルのミルクティーを買ってコンビニを後にした


あ―ぁ…

あのミルクティーが良かったのに…




「あら、奈々子おかえり。どこ行ってたの??」

お母さん帰ってきたんだぁ―

「あ、ちょっとコンビニに…」

「あんまり夜遅くブラブラ出歩くんじゃないわよ―?」

「は―い」


さっき買ったミルクティーを飲み干して、宿題の続きをやった