「あ、おかえり、いっちゃん!回覧板ご苦労様☆」

「……」

「どうしたの??」

「…変な女に会った。」

「変な女?」

「あぁ、確か恵理と同じ制服着てたな…」

「同じ学校なのかな?で、どうしたの??」

「自分の家の扉の前で寝てた…」

「??寝てたって次の家の人が?」

「たぶん。」

「…で、それでちゃんと受け渡したんでしょうね?」

「あぁ、ちゃんと渡した。」

「…あんた、その子どうやって起こした?」

「持ってた回覧板でバコ……」


バッコ―ン!!


恵理は思いっきり頭を叩いた

「いってな―!!何、すんだ…」
「アホっ!!何、人様叩いてんのよ!!しかも女の子!!!あんたね、それは最低よ!!」





恵理ちゃんは淡々と昨日あったことを説明してくれた


「で、それは奈々子だよね?」

「…う、うん。」

「本当にごめんね!!昨日はいっちゃんが。本当にごめんなさい。」


恵理ちゃんは頭を下げて謝った


あたしはビックリした