打ち上げ会場



「何だてめぇら?」


「おっさん達の邪魔しに来たんだよ!」


地面をバットで叩く。

「ヤクザ者相手にいい度胸だな。」


「おっさん達、馬鹿か?

この人数だぞ?

100人以上いるんだぜ?」


「このガキどもが…」


「たかが100人で勝てるのか?」


「あぁ?」

「お嬢!?」

「皆さん、大丈夫ですか?」

「今からこいつらはボコるんだよ!」


「皆さんは打ち上げの準備を始めてください。」

「彼らは我々が引き受けます。」

「てめぇら、動くな!

これが何か解るか?」

一人の男が銃を取り出す。

「それがどうした?」

「な!?

本物だぜ?

撃つぞ!」


「どうせやるなら、このくらいだろ?」

幸大がバズーカ砲を構える。

「そ、そんなもん、いったいどこから、」


「秘密だ。

さて、開戦の花火だ!」


ズドーンッ、


「あいつ、ヤバイぞ、逃げろ!」


「逃げるなんて男らしくないでしょ?」


ゴウッ、

常盤が回り込んで突風を起こす。

「女どもをやっちまえ!」

分散し女性陣を襲いにかかる。



「喰らえ!」

バチンッ、

男がスタンガンを当てた。



「その程度じゃ、僕を痺れさせることはできないよ?

このくらいじゃないと、ね!」


バリリィッ、

ライカの電光が周囲の奴等も同時に巻き込む。