「はい。

あの、ゲームの中の女の子達と仲良くなるっていう…」


「幸大もそういうゲームするのよね。

しかも、わざわざ、発売日に並ぶのよ?

幸大の力なら並ばなくても平気なのに。



それに、幸大の最大のこだわりわね、ズバリ…」

「ズバリ…!?」

「ハーレムエンドがあること!!」

「…はぁ?」

「つまりね、幸大はハーレムを望んでるの。

だから、貴女にも望みはあるわよ?」


「本当ですか!?」

「さらに、私の観察力から見て、貴女はなかなかポイントが高いわ。」


「ポイント?」

「幸大はね、

メガネ、大きな胸、気遣いのできる娘、がギャルゲーのお気に入りキャラよ。」

「なんと言ったら良いのか。」

「というか、組み合わせね。

幸大はね、ロリの巨乳はダメらしいわ。

ロリのメガネも。」


「よく解りませんけど。」


「とにかく、見込みありよ。」


「…そうなんですか。

常盤さんは岡田君のことが好きなんですか?」


「もちろん。

ずっと昔から、ね。」

「告白とかはしなかったんですか?」


「少々難しい話だけどね。

幸大も昔から私を好きだったわ。

これは自惚れじゃないんわ。」


「詳しく聞きたいです。」

「あまり詳しくは話せないわよ?」