「ちょっ……!?
えぇぇぇぇぇぇっ!?」

叫んだ時にはすでに


バッシャーン!!


と海に落ちていた。



―なんで海なんだろう?

普通死んだら行くのって三途の川だよね?

……ひょっとして、これが三途の川?

だったら三途の川じゃなくて三途の海にしなきゃいけないじゃん……。

どっちにしろ……私は死んだんだよね―……。

そう思ったとたん、力が抜けて意識を失った。





海の底に沈んでいく私に






手をさしのべている人がいたなんて気づかずに………。