まぁ、いいか~……

「雛森ーーーーーー!!
早く来てくれーー!!」

あっ、武内さんの事忘れてた……

「十秒以内に来ねえと許さねえからな!?」

ちょっ……なんかキャラ変わってない!?

とりあえず武内さんがキレたら怖いよ!!

「今すぐ行きます!!
だから許してぇ~!!」

一瞬血まみれの私が浮かんだけど、気を取り直して武内さんの元へ走った。

う~……これは佐助のせいなのに~……

その頃―

佐助は部屋にいた。

彼の周りには人がいる。

しかし、彼らはただの乗組員ではなかった……。

「さてと……あの人たちは何だか浮かれてるみたいだからね……。
殺るなら今しかないよ。


僕たちの恨みを


やっと晴らせる時がきたんだ……」