入学式も終わったけれど、 結局近づけじまい。 苗は「明日こそは絶対!」と、 張り切ってたけれど、結局何もできない日々が続いてた。 1ヶ月ほど経ったある日。 先生に頼まれた資料を運ぶよう頼まれた。 「あ~、もうっ!災難だよぉ~~~っ」 そう独り言をぶつぶつ呟きながら、資料室に行っていた。 「―――――だろっ!!!!?」 びくっとした。 大量の資料の紙を落としそうになった。