僕等は周りを見渡す。森の空気はとても新鮮で、呼吸をするたびにその味が確かにした。足元には時々、小さな花が咲いている。相変わらず僕たち以外の生き物は見当たらない。セミやトカゲのような小さな生き物さえ。