「違うよ。ユウタは彼だ」
僕はユウタを指差す。ユウタはハムスターをじっと見つめている。ハムスターの方も、彼を見つめ返す。
「ウヒョ! えっ、そうなの? …なんだかよく判らないなぁ。あの大きな旦那がユウタだって? ねぇねぇ?」