僕等はすぐに布団に潜り込む。眠れるよう、目をつぶる。そして夜は深まって行く。僕は黒い大きな犬と黒いピカピカの車のことを考えようとする。だけど恐くて、やめる。隣で弟の寝息が聞こえる。おばあちゃんももう眠りに就いている。