休み時間までも、 数学の勉強を実桜とやっているし。 いきなり、現実世界に引き込む声が聞こえた。 たぶんこの声は先生。 「美波!!おい!」 やっぱりだ。すっかり自分の世界に入ってた。 「はい。何ですか?」 少しダルそうに返事してみた。この先生嫌いだし。