「ええ、飲みます」

「のどが渇いていたので」少したつとよったのか甘えるように男の肩にもたれかかった。

「俺は風呂にはいってくるよ、それとも先にはいる?」「いえ跡で」「わかった」

水を張るのが面倒だったのでシャワーと石鹸で体を荒い流してさっさと出た。

湯冷めするといけないので部屋の温度を上げた。

「君も入ってくるといい」そういいながらバスタオルを渡した。

「ええ」よろっと雪野がよろけその拍子に男はしっかりと抱きしめた。

口付けをした、少し苦いウイスキーの味がした。

雪野はほほをまた赤くしそのままよろよろとバスのほうに入っていった。

奥でシャワーの音がする・・男は除きたくなる衝動に駆られたが嫌われるのもなんだからやめた。

カラッとがあいて雪野が出てきた。

「いいお湯でした」そういい終わるとごそごそとベッドにもぐりこんだ

「明かりを消してください」「わかった:」

二人の影はひとつになり結ばれた・・寒い日のことだった。

2時間くらいたったろうか、雪野はもう帰り私宅を始めていた。

男ももう帰らないとと重い着替えをしだした。

雪野は男を見つめるといきなりキスをしてきた。

(一度でも抱くと女は大胆になるって本当だな)