しばらくすると商店街についた、「今日は蟹すきでもしましょう」「いいですねおいしそうだ」

男は帰るときには宿代とご飯代は置いていくつもりだった。

商店街に入っていくとかにが一杯並んでいた。

「この足が折れたのとか安いんですよ」

「へえばった品みたいなものかな?」

2杯かって帰り支度をした。

とぼとぼと歩くと底に一軒のモーテルがあった。

男は急に雪野を抱きたくなった。

手を握り、目をみつめ「いい?」と聞いた。

雪野は、恥ずかしそうに何も言わずこくんとうなずいた。

格子戸になっていて底を空けると部屋が表示されていた。

「どこの部屋にしようか?」「どこでもいいです恥ずかしいわ」

「誰かに見られたら」

さっと部屋を決めて雪野の手を握ったまま奥の部屋に向かった。

203号 部屋にはいると真っ赤なじゅうたんと真っ赤なソファがおいてあり

漆長の家具がそろっていた。

もじもじしてる雪野を尻目に男はソファに座ってお酒を飲みだした

「君も一杯のまないか」