「ほな解散するか」



啓太のバイクの後ろに乗り

家まで送ってもらう



「ほな学校がんばれよ☆」


そう言って

わたしの頭をくしゃくしゃにする啓太


「もー!!」


怒るわたしを見て

やんちゃそうな笑顔を残すと

啓太は帰っていった



その背中を見送るわたしは

とても幸せだった




こんな幸せが

ずっとずっと続くと思っていた