「ラッキー☆さんきゅ!

あ!そんなしつこく連絡せんから安心して!!」



複雑な感情が顔にでていたのか

慌てた感じで言われた



「それなら安心(笑)」



そう言うと車はいつの間にか

わたしの家の近くを走っていた



「あ!ここを右!!!」


「いきなり言うなよー(笑)」


そう言いながら右に曲がる


そして道案内をして

5分もかからないうちに家についた



「ありがとう、助かった♪」


「どーいたしまして☆

まぁしゃーなしやから(笑)」


「ほんならまた明日ー」



そう言って車から降りると

そいつは笑顔で手を振りながら

帰っていった




その車の姿が見えなくなるまで

わたしは目を離すことができなかった____