「了解☆」
さっきまでは楽しい気持ちでいっぱいだったのに
いきなり複雑な気持ちになった
なんで…?
空どうなっとん?
「…ちゃん、空ちゃん?」
いきなり黙りこむわたしに
心配して声をかけてきた
「大丈夫?
ちゃんと家まで送り届けるから
心配せんでや」
その瞬間吹き出した
こいつ迷子になっとるから
空が不安になっとるって思っとる!!!
「え?なに?」
一人で爆笑するわたしに
驚いた顔をするそいつ
さっきまでの複雑な気持ちは
どこかへ飛んでいった
あんたはいつもそう
わたしがどんなに迷ってても
落ち込んでても泣いてても
すぐにその気持ちを吹き飛ばしてくれる
ほんまにあんたはすごいよ