「空ちゃんてイメージと全然ちゃうな」 「どんなイメージやったん?」 「もっとクールでつんつんしてる感じ」 「なにそれ~(笑)」 「あーでもよう見たら 子どもっぽい感じもするかも」 「どっちやねん(笑)」 こんな会話をしながら 長い長いドライブが始まった 学校の話 先生の悪口 部活のこと 話はつきることなく 口は止まることなく 二人はずーっとしゃべり続けた