「しまった!!!!!」



わたしは大変な事に気づいた



この子の名前覚えてない!!!!!!




「どしたー?」



なにも知らないそいつは

のんきに駐車場で車のキーを探している



「あったあった♪」


そう言って車のキーをだすと


「軽やけどごめんな…」


と恥ずかしそうに言った



「学生やねんから金なくて当然やん☆」



と慰めながら車に乗る


車は白のLIFEだった

中はカーテンがついており

いい匂いがした