時計が時間を刻んでいく。 容赦ないく鳴る秒針音が、一秒ごとに私の胸に小さな針を刺していく。 それはまるで、許されない恋をしている私に対しての罰のよう。 私はいつから、こんなにも時計に恐怖を感じるようになっていたんだろう…。 彼を好きになればなるほど 過ぎていく時間が恐くてたまらない。