優先輩は2年生でサッカー部。

私がこの学校に入学したとき、
学校を見て回っていると廊下ですれ違い一目ぼれしてしまったんだ。

「優先輩~!!!」

「おぉ~美沙ちゃんおはよー!」

「おはようございます!」

なんで名前を覚えてもらっているかと言うと、
私はサッカー部のマネージャーだから♪
優先輩がサッカー部だと知った時すぐにマネージャーになろうと思った。

「今日もよろしくお願いしますッ!」

「こちらこそ~!」

と笑顔で過ぎ去る先輩♪

「かっこいいなぁ~…」


「なーにが かっこいいなぁ~ だよッ!」

あ、美來のこと忘れてた…;

「また私のこと忘れてたでしょっ!もう優先輩ばっかに目が行っちゃうんだからこの子は。」

美來も私と一緒にサッカー部のマネージャーをしている。
雅人君もサッカー部。

美來と雅人君は部活で知り合って付き合い始めたらしい。

「じゃあ、私は先に行ってるからね~じゃあ雅人行こう~。」


「あーい。じゃあね莉紗ちゃん。」

「さようなら~。」





教室につくと美來と寛樹が喋っている。

「遅いよ美沙~。」

「ごめんごめん~。」

「まあ美沙はおっちょこちょいだからなぁ~!」

イラッ…。

「寛樹だって…「まあまあ落ち着いて…」」

「もう美來わぁ~…」

・・・。


少しの沈黙の後「アハハ!」3人で笑いあう。

この会話がまた実に楽しい。