あたしは気づかれないように、秋也を睨んだ。



「へぇ、そうなんだ?

可愛い子たちだね!」



なんて真奈は秋也に可愛く返しちゃうし…。



ほんと、秋也にイライラする!!



真奈もなんで、この男に惚れたわけ!?



…と言っても、真奈と秋也が付き合っていなかったら、あたしは秋也を普通に見ていた。



でも、あたしの大切な真奈を盗ったから…。



しかもパッと出の軽そうな奴なんかに…!!



だから余計に許せなかった。