ジリジリと焼ける
地面の中から影を探し
あたしは水のみ場へ。


蝉の鳴き声がうるさく
イライラしてくる。


「あっついなーあ‥」


ふと前を見ると
水のみ場には先輩と
あの子がいた。


気まずくなる前に
あたしは引き返そうと
後ろをむいた。