あなたが残してくれたものは何だろうか。

思い出すのが怖くて、ずっと中を見れない、封を開けないままの封筒を握っていた。

そもそもそんな封筒さえ、私の手の中にはなくて、つまり、何もないことってなる。

だって、私たちは、そんな特別な関係じゃなかったよね…