「葭原はいっつも、食いもんの話ばっかだな。」


涼太に飽きれた顔で見られる。


「いーの!食べ物は生きていく過程で必要不可欠なんだよー⁈涼太、感謝して食べてる〜??」

「一応は感謝してるけど…ハハ、葭原ほどはしてねーな。」



「私はしすぎてるくらいですから!」

なんて。ほんとはパニクっちゃったり、焦ったときについ食べ物の話がでちゃうだけなんだけどね。


「あー、葭原が食いもんの話するから、腹減ったーーー!なんか食ってかない?」



「う、うん。行く行く‼」




やばい、嬉しい。