いま
…なんて?
「それでさ、彼女の誕生日が来週の土曜日なんだよね。女の葭原なら喜びそうなプレゼントわかるかなぁ、って思って今日誘った。」
そう言って嬉しそうに話す涼太
私は動揺しすぎて、コーラを落としそうになった。
「なんだ〜?急に黙って。まさかお前、俺に彼女なんてモテないから一生できないと思ってただろ〜!」
涼太がモテるのは痛いくらい知ってるよ、だって私も涼太のこと好きな1人だし。
すごいショックだ
どうしよう
言葉が……出てこないよ…
「…どした?顔色悪いけど…熱あるんじゃない?」
涼太の手が私のおでこに触れる。