そんな時、ゆうりに変化が表れた。


ある日のホームルーム…


あたしは疲れていて机に伏せていた。

ぼんやりと教室のなかを眺める。


すると、ある人があたしに向かって歩いてきた。
その足は どんどん近づいてくる。

あたしは、顔を見た瞬間に 顔を伏せた。



…何?!
なんか用でもあるわけ?!

ゆうり があたしに用があるわけないじゃん。

でも、ゆうりは凄く何か言いたそうだった。

もう あたしに関わんないでよ…

ほんとにうざい…


あたしは心で叫んだ。