「痛い!!!」


「もう少しだから力抜いて 我慢して」


「死ぬかも・・・あっ!!!」


「どうした?」


「き・気持ち・・・よくなって・・・きちゃった・・・かも」


「オレも・・・
麻衣一緒にいこう・・・」


初めての激痛と気持ちよさ


大輝の腕の中でかみ締めていた



そのときだった


まだ誰も帰るはずのないのに玄関の開く音がした


「えっ???」


二人は顔を見合わせた