ふかい、ふかい森の中に、お日様がキラキラ光る小さな原っぱがありました。そこにちびっこの木が一本生えていました。せいの高さは、パパの木ママの木の半分ぐらいしかありません。顔を上げてみると、パパの木ママの木は、空の中でこずえをゆらゆら揺らしています。「パパ、パパはお日様に届くほどせいが高いの?」と、チビッコの木はたずねました。チビッコの木はとても幸せでした。パパとママのすぐ側に生えているなんて、とてもいいでしょ!
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