「だめだ!!この学校は!あいつら何の言うことも聞かないでやりたい放題!好き放題!終わりだ崩壊だ!!教師をなめとる!!」

「た、高浜先生落ち着いて…っ」

職員室に入るとそんな声が聞こえた。

あなたたち先生はそんなことを言っているけど、注意した子たちと向き合った?

向き合ってないでしょう?

頭ごなしにしか怒ってないんだから。

そんなんだから反発するのよ。

「お!委員長どうした?」

「掃除終わりました。それとノートとプリント持って来ました」

「ああ、ご苦労様。ひとりでやったの?」

「みんな帰ったので」

帰らない方がおかしわ。

帰る方が当たり前。

この学校だもの。

「すごいなぁ…」

「先生、感心するなら職員室で寝てないで手伝って下さい。担任なんですから」