「神谷くん、ノートとプリント提出して下さい」

「いんちょー俺が宿題やってくるわけないでしょ?そんないちいち聞かなくていいから」

「このクラスの管理はあたしの仕事なので」

「いんちょーパンツ見して」

「ヤメテクダサイ」

はぁ…

会話が成り立たない。

「もういいです」

あたしは先生に出しに行きますから。

「あーあ、いんちょーに嫌われた~。俺どうやって生きてけばいいの?」

「それでも生きていくんだよ、駿」

そんな会話が聞こえたけど嫌うわけないじゃない。

だってあたしは…-



あたしは神谷くんあなたのことが大好きですので。

たぶんいや絶対。

この宇宙で誰も知らない。

あたしが神谷くんを好きなことを。