すると優紀が声をかけてきた。
「なぁ百合、イベントってどんな事やるのか楽しみだね」
「うん。楽しみだね」確かにそうだった。楽しみだった。でも、この時私はあなたの気持ちに気付いてなかった。そして、イベントの時に初めてあなたの気持ちに気付いたの。