―翌日―
「おはよう。百合〜」
「あ、おはよう。早姫」今日も明るい早姫。
「ねぇ、百合〜。部活どうする?」そう言えばそうだった。昨日見学には行ったけど入るかどうかはまだ決めてない。
「どうしよう。早姫はどうする?」私は思いきって早姫に聞いてみた。
「私は入ろうかなぁって思う。雰囲気も良さそうだし、先輩も優しく接してくれるしさっ」と早姫は言ってはいるけど3年間続けられるかどうか不安だった。
「で、百合はどうする?」「う〜ん。確かに雰囲気とか先輩はいいとしても、3年間続けられるか不安だよ」