「・・・こちら昴、今さんを保護しました。今から官邸に向かいます・・・はい、わかりました」


どれくらいたったんだろ、私を乗せたヘリは総理官邸に着いた


「蓮華さん、お待ちしておりました。お怪我ございませんか?」


「あ、はい、大丈夫です」


「それは良かった・・・昴、そらご苦労だった控え室で休んでくれ、昨日からろくに寝てないだろ?」


「はい、ですが高木さん!」


「少しは寝ろ!」


「はい、わかりました」


そういうと、二人は控え室に向かった


「蓮華さんはこちらへ、総理がお待ちです」


「えっ!?なぜ私が!?」


「詳しいことは総理から聞かされますから」


廊下を歩いていると、一つの扉が開いた。