うーん、新井くんみたいな人が彼氏だったら毎日が楽しいのかなぁ?

毎日笑顔で、嫌な事があっても忘れられそう。


って、私ってば何考えてるの!?


ちゃんと現実見なきゃね。

憧れは憧れ、現実は現実だしね。


――次は○○駅~○○駅~


聞きなれたアナウンスが流れた。



実は不安だったんだよね。

今まで優里が休むなんて事なかったから。


無事に着いて、ほっとしながら電車を降りた。